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ビデオでよみがえる映画の話

ビデオで観る名作映画

レンタルショップとシネコンとビデオテープ

趣味としての映画鑑賞が大きく様変わりしたことを実感する出来事がありました。

我が家には今もたくさんのDVDとビデオテープがあるのですが、先日ある映画のDVDが無いことに気づいたのです。どうやら失くしてしまったようで、そうなると久しぶりに観たい衝動にかられ、動画配信サービスで探すも取扱いが無く、久しぶりにレンタルショップへ行きました。そこで驚いたのが置いてある海外映画の少なさです。昔に比べてレンタルショップを利用する人が減っていることは想像がつきますが、海外映画のコーナーがあそこまで縮小されているとは思いませんでした。

一時期ハリウッド映画の不作が取りざたされていた時期がありましたが、今でもハリウッド映画や他の海外映画は不人気なのでしょうか?日本の映画が面白くなったことは実感としてありますが、レンタルショップがハリウッド映画とヨーロッパ映画の宝庫だった時代を知っている世代としては、少し寂しい思いがしました。

かく言う私も、レンタルショップを利用する機会はほとんど無くなりました。今映画を観る時は、映画館か動画配信サービスを利用します。映画館へ行く場合、私たち夫婦は「夫婦50割引」を使います。「夫婦50割引」は夫婦のどちらかが50歳以上であれば夫婦とも割引が受けられるサービスで、多くの映画館で実施されています。

「夫婦50割引」がある主なシネコン

一般料金/2人「夫婦50割引」料金/2人
TOHOシネマズ3,800円2,400円
イオンシネマ3,600円 2,200円
ユナイテッド・シネマ/
シネプレックス
3,600円 2,400円
MOVIX/
ピカデリー
3,600~3,800円 2,400~2,800円
109シネマズ3,800円 2,400円
T・ジョイ3,600~3,800円 2,400円

その他、夫婦で盛り上がるのが学生時代に観た映画の鑑賞です。それも、当時のビデオテープを出してみると思いがけないところで話が弾みます。その頃のメディアといえばVHSです。買ったものもあればテレビ放送を録画したものもあります。今では考えられませんが、当時はレンタルショップでダビングのサービスも行われていたので、それを利用したコピーもあります。

テレビ放送を録画した『スタンド・バイ・ミー』には、映画雑誌「ロードショー」のふろくとテレビ情報誌「ザテレビジョン」の切り抜きが挟んでありました。夫が「ロードショー」や「スクリーン」を買っていた頃は、テイタム・オニールやジョディ・フォスターが人気だったそうです。私の頃は、リバー・フェニックスやアリッサ・ミラノがいつも巻頭のカラーページを飾っていました。

鑑賞前から思い出話に花が咲きます。

名作3作品

  • スタンド・バイ・ミー
  • マイライフ・アズ・ア・ドッグ
  • イル・ポスティーノ

スタンド・バイ・ミー(1986年 アメリカ)

私が学生の頃、夏になると必ずと言っていいほどどこかのテレビ局が放送していたように記憶しています。多感な年頃の友情や悩み、成長していく過程を、少年たちの冒険を通して描いた作品。大人にとっては馬鹿々々しいことで笑ったり切なくなったり、けんかと仲直りを繰り返したり。冒険が終わってそれぞれの家に帰っていくシーンでは、またすぐに会える友人との束の間の別れさえ寂しく感じた、そんな子供時代が思い起こされました。

映画『スタンドバイミー』

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年 スウェーデン)

人工衛星に乗せられた可哀そうなライカ犬と比べれば自分の人生はマシだ。悲しいことが起きるたびにそうやって我慢し、すべての出会いと別れに影響を受けながら大人になっていく少年の話。拗ねて心を閉ざしてしまった少年が犬の鳴きまねをするシーンは、思い出すだけでも泣きそうになります。

イル・ポスティーノ(1994年 イタリア)

イタリア、ナポリ沖の小さな島に暮らす素朴な若者とチリから亡命してきた詩人が、年齢の差も境遇の違いも超えて心を通わせていく。若者は詩人からいろいろなことを学び、詩人は若者を励まし見守る。舞台となった島の美しい景色と音楽と、撮影の裏で実際に築かれていたという友情と悲しいエピソード。すべてが切なくて深く心に残る作品です。

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