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トイカメラで撮るノスタルジックな写真

ノスタルジックなトイカメラ写真

大人世代に嬉しい、トイカメラの特徴

毎日が忙しい。疲れやすい。そんな理由で年齢とともに日常の行動範囲が狭くなりました。その代わり、身近なところで見過ごしてきた光景にふと目が留まることが増えました。何気ない光景の美しさに気づけた時、どう言うのか、自分が年齢を重ねたんだと実感します。

ここ数年はそういった光景をトイカメラで撮影することに凝っています。柔らかなボケ、四隅が暗くなる周辺減光、独特な色調・・・。フィルムカメラの中でもトイカメラと言われるものは、性能の良いカメラには出せない味わいを生み、とてもノスタルジックな写真になります。

トイカメラの特色は日常風景こそ被写体に適していると思います。遠出する必要も特別なモチーフも必要なく、雑多な住宅街が、平凡な家が、つまり身の回りが撮影スポットになるのです。簡素な作りで安価であるために“玩具”と呼ばれるトイカメラですが、日常をクリエイティブにしてくれるので大人世代にも嬉しいツールです。

ピンホールカメラ

私がトイカメラを使うようになったのは、『みぶサンゴ』いうカメラがきっかけです。日本カメラ博物館で何気なく手に取り、優しい雰囲気の撮影例に興味を持ちました。

ピンホールカメラみぶサンゴ

この商品は組み立てキットなので自分で組み立ててカメラを作ります。材質は紙。構造は、レンズが無くピンホールから光を取り込むという原始的なもの。もちろんシャッターは手動。ピンホールのカバーを手で開閉して撮影します。カメラの原理が分かっても、自分で組み立てた紙製の箱で写真が撮れるなんてやっぱり不思議な気がします。

ピンホールのカバーを開閉する時にどうしてもブレるため、撮影時はどこかに置くか、三脚を使うなどカメラの固定が必要です。撮影時に画角が確認できないのと、ピンホールのカバーを開けている秒数で光量を調節するので、写真をプリントするまでどのように撮れているか想像ができません。そのため見当はずれの写真になることも多いのですが、上手く撮れた時にはとても雰囲気のある写真になります。

二眼レフカメラ

次に買ったのは、『大人の科学マガジン』の付録だった二眼レフカメラ。こちらも組み立てキットです。『大人の科学マガジン』の付録の中でも人気が高かったというだけあって、組み立て方を解説した動画も多く、それを見ながら1時間近くかけて作りました。

『みぶサンゴ』と違いレンズとファインダー、シャッターがあり、材質はプラスチックで、馴染みのある形のカメラです。とは言っても、縦長でレンズが2つ付いた姿はなんともレトロで可愛らしい。ストラップが付けられるようになっているので、オレンジの革紐を付けたら人とはちょっと違う自分だけのカメラになりました。

大人の科学マガジンの二眼レフカメラ
大人の科学マガジンの二眼レフカメラ

コンパクトで軽いので、首からかけて散歩するのにちょうどいいカメラです。スーパーに行くついでに撮影が楽しめたりします。ただ、ファインダーに映る画は鏡像(左右反転)で、それを上から覗いてアングルを調整することに未だ慣れません。カメラを横にするとさらに混乱してわけがわからなくなるので、横位置の写真を撮ることは諦めました。

一眼レフ用ピンホールレンズ

前述の2機の操作に苦戦し、使い慣れているカメラでトイカメラ風の写真が撮れないかと考え、一眼レフに付けられるピンホールレンズも買ってみました。Kenkoの『ピンホールレンズ02』です。

Kenkoのピンホールレンズ

やはり使い慣れているという利点、デジカメの利点は大きいと感じました。三脚が必要なのでカメラ本体と合わせて重量はありますが、操作は手軽です。いくらでも撮り直しができるので満足のいく写真が撮れるだろうと思ったのですが・・・その出来は程よくボケているものの周辺減光がなく、トイカメラらしさが足りません。精度の高さが期待外れの結果になってしまいました。

マニュアルフォーカスでニュアンスを加える

いつもの一眼レフ、いつものレンズで、トイカメラ風を狙って敢えてピントを甘くして撮影してみました。それだけで写真が柔らかい雰囲気になります。操作が簡単で三脚が要らず、光量不足もカメラの機能で補えるので撮影場所や時間帯を選びません。そのため家事の合間などでも気軽に撮ることができ、まさに日常風景を切り取ることができます。しかし自分でニュアンスを加えるというこの方法は、かなりセンスが必要だと感じました。

ノスタルジックなトイカメラ写真
ノスタルジックなトイカメラ写真

夫が持っているトイカメラについてはこちら▼

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