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猫のご飯催促への対策と、手頃なご飯台

猫の自動給餌機

激しいご飯催促を終わらせた5ステップ

兄妹猫のホクとモアナは食欲が旺盛すぎて、気づけばダイエットが必要なほどに太ってしまいました。保護猫である2匹が我が家に来た時、その警戒心を解いたのは大好物のフードであり、月齢のわりに小さいモアナが一生懸命に食べる様子を当初は応援していたものです。「成長期を過ぎれば食欲も体重の増加も落ち着くだろう」とたかをくくっていたのですが、1歳になっても落ち着くどころか1日に何度もご飯を催促するようになりました。

そのご飯催促がなくなるまでに行った対策は、大きくは5ステップです。適正な食事は、量×回数×時間×フードの種類だと考え、それに病気の有無を確認することを加えた5ステップを試しました。ダイエットはまだまだ継続中ですが、ひとまず昼夜問わない催促からは解放されました。

必要なエネルギー量の見直し

運動量が多くて大食の2匹が無理なく減量していくために、必要なエネルギー量を計算して食事量を見直すことから始めました。体重やライフステージを入力することで適量を計算してくれるサイトがいろいろとありますが、おそらくサイトによって細かい差異があるのではないかと思います。体重や年齢、フードの変更時にも基準がずれないよう参考にするサイトをひとつに絞り、以下の算出方法を用いることにしました。

  1. 安静時に必要な1日当たりのエネルギー量(a)=30×体重(Kg)+70
  2. ダイエット中の猫のためのエネルギー量(b)=(a)×0.8 ※係数は猫のライフステージなどで変わる
  3. ご飯の量=(b)÷100gあたりのカロリー(kcal)×100 ※市販のフードは100gあたりのカロリーが記載されているため

ホクとモアナそれぞれの量が決まったら、あげる回数を決めて1回分をキッチンスケールで量り、少しでも手間を省くために計量カップで換算しました。

自動給餌機を使って食事回数を増やす

ホクは1度にたくさん食べたいタイプですが、モアナは少しずつ何回も食べたいタイプ。モアナの場合どんなに催促してもたくさんは食べられずに残し、そしてまたすぐに催促が始まるのです。これは猫には珍しくない食べ方だと思いますが、ホクのようなタイプもいるので回数に関しては様子を見ながら変更していきました。

3回からのスタートでしたが、モアナの執拗な催促がなくなったのは6回です。1回の量が少ないのでホクは物足りなさそうですが、そこは単純な性格だけあってちょっと気をそらすようなことをすればすぐにご飯のことを忘れます。

回数を増やすために途中から自動給餌機を使い始めました。洗うのが大変というイメージがあった自動給餌機ですが、いつの間にか洗いやすさも機能も進化していました。

猫の自動給餌機

食事時間を変更し、アラームで理解させる

自動給餌機を使い始める前、食事の回数を4回にしていた頃は、夜中もモアナの催促がありました。2匹を寝室に入れないようにすると甘えん坊のホクが騒ぎ、入室を許すとモアナが騒ぐ・・・。家が暗くなると猫の本能を刺激するのかと思い電気を点けたまま寝たり、外が見られるようカーテンを開けたままにしたり。食事の対策としては、就寝の直前に多めにあげるようにしていました。

また、食事時間を明確にするためにスマホのアラームアプリも利用しました。“アラーム=食事時間”ということを理解させ、アラームが鳴らない限りどんなに催促しても無駄だと思ってもらうためです。2匹の食に対する敏感さは想像以上で、“アラーム=食事時間”を覚えるどころか、アラームを気にしてスマホに触れる私の動きまでも察知するようになりました。それに加えて、催促が始まると私や夫が掛け時計を見るため、モアナはお腹が空くと掛け時計をじっと見るようになりました。もちろん時計を見て時間を認識するわけではありませんが、時計と食事になにか関連があると見抜いたようです。

「満腹感サポート」と水分補給ゼリー

フードはロイヤルカナンの「満腹感サポート」を選びました。食物繊維が多く含まれているので満腹感が得られて、100g当たり349kcalと低カロリーでありながら必要な栄養素は確保されているということに期待。粒が大きめなのも満足感につながるかもしれません。

それに水分補給ゼリーを追加しました。ゼリー状の水を食べることでさらに満足感が増し、「満腹感サポート」に含まれている食物繊維の効果も上げることができるのではないかと考えました。試したのはWishamのジュレッタという商品です。販売されているのはゼリーの素なので、お湯で溶かしてスープで与えてもいいし、冷蔵庫で冷やしてゼリーにして与えてもいいとのこと。チキンやカツオなど5種類のフレーバーがありますが、成分の95%は水なのでカロリーはどれも3~5kcalです。

病院で相談する

食欲も体重の増加もなかなか落ち着かないことに不安を感じ、行きつけの病院で相談したことがあります。念のために病気がないか検査をしてもらい、食事内容の是非を聞いてみました。結果、病気もなく食事内容も問題なく、それ故になぜ減量が思うように進まないのか悩ましくはあるのですが、間違ったことはしていないようです。

病院の体重計だと家で量るのと違い数十グラム単位まで分かりますが、毎度200グラム程度しか減っていないので先生を苦笑いさせてしまいます。根気よく続けるしかありません。

5ステップで対策したあとの現状

現在2匹のご飯催促はありません。しかしここに至るまでの5ステップはスムーズだったわけではなく、行きつ戻りつ試行錯誤を繰り返しました。きっと決定的な策というのはなく、それだけでは効果がなかったものも含めて、いくつかの要素が重なって現状に至ったのだと思います。

自動給餌機は時間になると録音した私の声が流れます。「ホク、にゃー(ホクの声)、モアナ、にゃー(モアナの声)、ご飯だよ。」これが流れた時の2匹の俊敏さったらありません。モアナは子猫の頃からの癖で自分の分とホクの分を交互に食べようとするし、早食いのホクは自分のお皿が空になるとモアナのお皿に顔をつっこむし・・・。食べ終えるまで見守らないといけないことは変わりませんが、平穏な食生活になりました。

ご飯台にちょうどいい花台

猫が不自然な体勢で食事することを解消するご飯台。機能性を重視したものやデザイン性を重視したもの、価格帯も広く、なぜか販売されている猫用品のなかでも種類が豊富なアイテムのように思います。ペットと関係のないメーカーの製品もあるので、専門的なノウハウがなくても制作しやすく、安全面でリスクが少ないのが理由でしょうか?実際、既製品を使わず手作りしている人も多そうです。

私は用途の違う製品をご飯台にしています。100円ショップで販売されている花台です。

大きさ、高さが丁度よく、本来植木鉢を置くものなので水用器のような重いもの、濡れているものにも適していて汚れにくい。フードと水を離して置きたいので、個別に使えるのが良いところです。

フードと水を離して置きたい理由はこちら▼

行きついた食卓は、猫壱のフードボウル浅広口タイプ+ダイソーの花台(直径16.0cm、高さ4.7cm)+WellToBeの自動給餌器+モノタロウのモニター用机上台(W390)です。お皿の高さに合うよう自動給餌機は机上台に乗せています。(机上台の脚に発泡スチロールを付けて1.3cmかさ上げしています。)食器は陶器、花台と机上台はスチール製で、傷みづらくお手入れがしやすいのも嬉しいポイントです。

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