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猫がドアを開けるのを防止する方法

格子戸と猫

我が家では、各部屋を猫が自由に行き来できるようにしています。遊び盛りの猫が家中を走り回って遊ぶ様子が好きなのと、現在ホクとモアナはダイエット中なのでなるべく運動スペースを広くしたいためです。

開き戸、引き戸、収納扉、引出しに試したロックの方法

普段は室内ドアを開けたままにしているのですが、料理中のキッチンなど入ってほしくない時もあるため、猫がドアを開けてしまうのは困ります。ドアだけでなく収納扉や引出しを開けて中に入ってしまうこともあり、それぞれの場所に応じた対策に試行錯誤してきました。

我が家で試したのは次のような方法です。

1.レバーハンドルを縦に付け替える(開き戸対策)

2.つっかえ棒を置く(引き戸対策)

3.ドアストッパーを使う(開き戸・引き戸対策)

4.リフォーム工事をする(開き戸・引き戸対策)

5.家具扉用の金具を取り付ける(収納扉対策)

6.赤ちゃん用の安全対策グッズを使う(収納扉・引出し対策)

7.網戸ストッパーを取り付ける(網戸対策)

ドアを開ける猫

ロックの効果と感想

1.レバーハンドルを縦に付け替える(開き戸対策)

開き戸のレバーハンドルに手をかけてドアを開けてしまう猫は少なくありません。ホクとモアナは今のところ開き戸の開け方を習得していないのですが、2匹の保護主さんが前もって対策を教えてくれました。レバーハンドルが縦になるように付け替えれば、猫はハンドルを回せなくなるというものです。

室内ドアのレバーハンドル
室内ドアのレバーハンドル
室内ドアのレバーハンドル

ハンドルのタイプによって違いがあると思いますが、ハンドルに付いているネジを回してみると簡単に取り外すことができ、向きを変えて取り付けるのも簡単でした。開ける時はハンドルを持ち上げるような動作になるので、慣れないと人にとっても回しづらいのですが、確かに猫には動かせそうにありません。

室内ドアのレバーハンドル

2.つっかえ棒を置く (引き戸対策)

初代猫のアリスが押入れの襖を開けて中を好き放題するので、開けられないようにつっかえ棒をしていました。突っ張り棒を使えばピッタリの長さに調整することができるので、つっかえ棒としても便利です。

しかし襖を開ける時につっかえ棒を外したり置いたりするのが手間で、特に引違い戸の場合は左側(奥側)の開閉時に右側を開けてつっかえ棒を動かさなければならず、それが面倒でいつしか使わなくなりました。あまり使用しない引き戸などであれば、手軽にできて効果のある方法です。

3.ドアストッパーを使う(開き戸・引き戸対策)

つっかえ棒と同様、開け閉めの多いところでは面倒なのですが、手軽にできて有効なのが隙間に差し込むタイプのドアストッパーです。開き戸の場合は扉と床の間、引違い戸の場合は扉と扉の間、片引き戸の場合は扉と壁の間に差し込むだけです。我が家では家にあったゴム材のシートを応急的に使っていました。

現在、我が家のキッチンで使用しているのは玄関ドア用のドアストッパーです。引き戸の厚みの部分に取り付けることでロックができます。ストッパーを足で上げ下げできるので、例えば料理中など手がふさがっている時でもロックと解除が可能です。室内側にある片引き戸や、内開きの扉を室内側からロックしたい時などに有効な方法です。

ドアストッパー
ドアストッパー
ドアストッパー
ドアストッパー
ドアストッパー

4.リフォーム工事をする(開き戸・引き戸対策)

キッチンとダイニングの間のカウンターには、リフォーム会社に頼んで格子戸を付けてもらいました。磁石でピッタリ閉まるようになっているので猫たちには開けられません。

自分で行う対策はどうしても見た目が悪くなりがちなので、スッキリと仕上げたい場合は専門業者に頼むのがベストです。鍵を取り付ける、鍵付きのハンドルに交換する、ドア自体を交換したり新設するなど、いろいろな方法を相談できると思います。

格子戸と猫

5.家具扉用の金具を取り付ける(収納扉対策)

キッチンの収納扉には、家具扉用の金具を取り付けました。ホームセンターに行くとたくさんの種類があって迷いますが、力の強いホクにも開けられないよう強めのマグネットタイプを選びました。

家具扉用マグネット
本体側のマグネット
家具扉用マグネット
扉側のマグネット

形状や大きさも様々なので、取り付ける場所をよく確認しないと合わない場合があります。私は最初に買ったものが合わずに買い直しとなりました。取り付けには少々苦労したのですが、その甲斐あってホクが開けようとしても多少カタカタ動くだけです。収納棚の内側に取り付けるので見た目も変わりません。

6.赤ちゃん用の安全対策グッズを使う(収納扉・引出し対策)

人間の赤ちゃんが扉や引出しを開けてしまうのを防ぐためのグッズは様々な種類が販売されています。取り付けは粘着テープ、取り付け後の開閉はワンタッチでできるようになっているものが多いようです。

これは買ったものの実際には使いませんでした。安全対策グッズとして販売されている以上、効果に間違いないとは思いますが、取り付けるとそれ自体が目立つし、粘着テープで貼ることに抵抗があったからです。

7.網戸ストッパーを取り付ける(網戸対策)

100円ショップで売っている網戸ストッパーも、我が家の網戸には厚さが合わずに使えませんでした。しかし多くの家で効果を発揮しているようです。我が家では、網戸のロックにはつっかえ棒を使っています。

ドアをロックしてもホクとモアナは執拗に開けようとしたり鳴いたり、なかなか騒がしいです。料理を始めれば格子戸の向こう側からジッと中を覗いてプレッシャーをかけてきます。今日も私は、諦めの悪い2匹と戦っています。

格子戸と猫
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