猫用のおもちゃは様々なものが販売されていますが、予想に反して遊んでくれないこともしばしばあります。せっかく買ったおもちゃには見向きもせず、それを梱包していた箱や緩衝材で遊び始めるといったことはよくある話。時間をかけて手作りしても遊んでくれず、それよりも作業用のはさみやテープのほうに興味津々だったりします。やっとお気に召すおもちゃを見つけても、すぐに飽きたり失くしたり・・・。なので、なるべく費用も手間もかからないおもちゃを常に探している状態です。
そんな中から我が家のホクとモアナに特にヒットしたおもちゃがこちらです。
- 毛玉ボールと毛玉棒
- アルミホイルのボール
- 鉛筆のキャップ
- 天然のまゆ玉
- おもしろけしごむ
- ダイソー『金魚すくいセット』
- ニットの手袋
- ストロー
毛玉ボールと毛玉棒
猫をブラッシングした時に出る抜け毛を丸めたものです。


毛玉ボールが好きな猫は多いですが、我が家のホクとモアナも例外ではありません。市販の羊毛ボールも同じようなものだし色が綺麗なので買ってみたのですが、なぜかそれはまったく遊びませんでした。毛玉ボールに飽きてきた頃に毛玉棒を作ってみたら、大喜びしてブーム再来となりました。
アルミホイルのボール
こちらも定番の、アルミホイルを丸めただけのボールです。

毛玉のボールもアルミホイルのボールもすぐに用意できるだけに、子猫の頃に遊びつくして飽きられがちですが、それでも時々思い出したように遊んでいます。
鉛筆のキャップ
ペットボトルのキャップなどキャップ類も猫は大好きですが、キャップの種類は猫によって好みが分かれるようです。ホクが最も好きなのは鉛筆のキャップ、モアナが好きなのは目薬のキャップです。(与える前によく洗うことが必要です。)

転がる時のカラカラという音、咥えやすさ、光を反射する材質などが好きなポイントのようです。好きなものを噛む癖があるホクは、アルミ製の鉛筆のキャップも噛んで穴を開けてしまいました。
天然のまゆ玉
猫が好きなまゆ玉のおもちゃが販売されていますが、付いていた紐を2匹がすぐに切ってしまいました。それから買うようになったのが100円ショップのまゆ玉です。本来は肌の角質をとる美容品で、まゆ玉だけが袋に4個入っています。


これを買って帰るとすぐに2匹が寄ってきて、コロコロと転がるまゆ玉を追いかけながら遊び始めます。まゆの匂いがしなくなると飽きるのか、しばらくすると遊ばなくなるので、袋から1つずつ出して与えています。
おもしろけしごむ
失くなるまで飽きずに遊ぶのが、食べ物や動物などの形をした「おもしろけしごむ」です。これも100円ショップで買えます。

2匹が好きなのはイチゴやパイナップルなど、球体に近いけれど球体でないもの。変則的な動きをするのが面白いようです。最後はいつも家具の隙間などに入って見つからなくなってしまうのですが、そのサイズも好むポイントのようです。
ダイソー『金魚すくいセット』
予想外に2匹の心をつかんだのは、これも100円ショップで販売されている子供向けのおもちゃ、ダイソーの『金魚すくいセット』です。水に浮くボールや金魚が10個ほど、それに金魚すくいの網がセットになっています。

2匹は、単純な動きをするボールより金魚を気に入るだろうと思ったのですが、このボールは違いました。よく転がり、壁や家具にぶつかると勢いよく跳ね返り、ちょっとした段差で跳ねます。その動きが絶妙なようで、2匹は追いかけ、跳びつき、夢中になって走り回っています。
ニットの手袋
我が家の3代目猫のたまは毛糸のボールがお気に入りでした。しかし紐状のものは猫が誤飲する可能性があると聞き、実際にホクとモアナが紐類を噛み切って食べてしまったことがあるので、それから細い紐は遊ばせないようにしています。そこで毛糸の代わりにニットの手袋でボールを作りました。ニットの伸縮性を利用してひねったり裏返したりすることで簡単にボール状に丸めることができます。モアナは蹴りぐるみのように使っています。


初代猫のアリスはニット手袋をボール状にしなくても、床を滑らせては跳びかかったりして遊んでいました。ニットは爪に引っかかりやすいので、猫たちはそれが好きなようです。100円ショップのニット手袋が一瞬でおもちゃになります。
ストロー
ホクだけでしょうか?棒状のものが好きなのは。例えばストローが大好きです。

床を滑らせて跳びついて、抱えて噛んで、そうやって毎日飽きることなくゴソゴソガタガタやっています。20本入りで100円ちょっとなので、1袋買えば長いこと持ちます。
遊び盛りのホクとモアナの欲求を満たすためにたくさんのおもちゃが必要ですが、費用も手間もかからないもので遊んでくれるので、飼い主は助かっています。
