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大人が気軽に始められるスポーツ、テニス

テニスラケット

いつでもすぐにできるというメリット

なにか球技を趣味にしようと思った時に比較的、敷居が低いのはテニスだと思います。2人いればできてコートも多く、特別な知識がなくても楽しめます。ラケットとボールがあればできるので、とりあえず家に持っていても邪魔になりません。

私は、テニス好きの夫に誘われた時に生返事をしたことから、その日にインターネットでラケットを買うことになり、その週末には近所のテニスコートにいました。最初はあまり気が乗らなかったのですが、いざプレイしてみると面白い。プレイというよりラケットを振りまわし、ボールを追いかけまわしていただけですが、気づけば夢中になっていました。

ラケットとボールとウェアを用意する

スポーツ用品店に行けば自分に合ったラケットを教えてもらえるのでしょうが、お遊びなのでネットショッピングで十分です。私はカワサキというメーカーだけ知っていたので、その中から初心者用の3,000円台のものを買いました。ボールも4個入りで1,000円程度のものです。ウェアはパンツだけ買い、あとは手持ちのTシャツ、ウィンドブレーカー、スニーカー、キャップを着用しています。

テニスコートを予約する

テニスコートは民間より、市区町村が運営しているところが良いと思います。家の近くで見つけることもできるし、住民は安く借りられるところもあります。私たちは当日になって「今日テニスする?」となることも多いのですが、事前に予定していなくてもだいたいコートを取ることができます。それなので暇つぶしとしても適当です。

ラケットの持ち方を確認する

ちゃんとしたやり方を知らなくてもとりあえずは遊べるのですが、ラケットの持ち方だけは毎回確認します。変な持ち方をしていると手が痛くなるのでこれは欠かせません。

あとはルールもフォームも細かいことは抜きです。私たちの遊び方は点の取り合いなどではなく、ラリーがどれくらい続くかです。相手の打ち安いところに返そうと思うのですが、球速もコースも安定しないので、緩急がついたり、ラインギリギリに入ったり、ドロップショットになったりと、まるで上手い人の試合のような展開になります。そうすると必然的に運動量が増え、30分やっただけで良い運動になります。

テニスボール

怪我には注意

始める前には必ず準備体操をします。周りを見ても準備体操をしている人はあまりいませんが、そこは私たちのポリシーです。腕と足を伸ばしたり回したりしてウォーミングアップを行い、そしてプレイ中は決して無理をしません。

大人になってから始めるスポーツは油断すると怪我につながります。夫はテニススクールに通っていたことがあるのですが、その時に足首を骨折しました。準備体操を怠ったわけでも、体調が悪かったわけでもなく、その日は体が軽く調子が良かったそうなのです。そのため、いつもなら諦める高く返ってきたボールをプロの選手さながらジャンプして打ち返したところ、着地した時に足をひねったというわけです。若い頃とは違うので、調子が悪いと自覚している日ではなく、調子が良いと感じる日にこそ注意が必要だということが分かりました。

骨折をしてテニススクールをしばらく休むと、治った後もなんとなく休み続けて辞めてしまいました。そして家の近所で気軽にテニスをしたいと私を誘ったのです。

テニスコート

シニアになっても続けられるというメリット

私の父は若い頃、軟式テニスを趣味にしていました。軟式はボールがあまり弾まないので硬式より運動量が多いそうで、いつも汗だくになって帰ってきていたのを覚えています。

父は早くにテニスを止めましたが、最近になって当時の父の仲間が数人、実家近くのテニスコートにいるのを見かけました。みなさん70代以上だと思うのですが、変わらずテニスを続けていることを知ってとても驚きました。でも、どうもメインはテニスではなくその後にあるようで、早々にテニスコートを出ると横の公園でテーブルを広げ、コーヒーなのかビールなのか、なにやら飲んだり食べたりを始めたのです。どこかの店に移動するのではなく日差しの中で始まったその様子は、とても健康的で羨ましい光景でした。

テニスボール

テニスはレベルや年齢に合わせた楽しみ方ができるのが良いと思っています。私たちが夫婦でテニスをするようになってから5年が経ちますが、完全に下手の横好きです。目標は上達することではなく、70歳を過ぎてもテニスをして、その後のコーヒータイムでテニス論議をすることです。

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