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簡単なDIYと必需品だけ、手軽な書斎作り

DYIした書斎の机と本棚

書斎やワークスペースがないマンションで、それでも専用の部屋が欲しくて、1室を書斎として使うことにしました。約6.6㎡の狭い部屋ですが、難しいDIYなし、もちろんリフォームなし、最低限の必需品だけを置いて快適な書斎になりました。

DIYの机と本棚と、使い勝手が良い有孔ボード

狭く湿気がこもりやすい部屋なので、省スペースと通気性のことを考え家具はできるだけ置かないことにしました。置いたのは夫の机と小さい収納棚2つのみ。あとは壁に取り付けるなどしてコンパクトに収めました。

天板を乗せただけの机

私の机は、2つの小さな収納棚の上に天板を渡しただけです。そのための収納棚なので、高さが70cmのものを探し、天板は使わずに組み立てました。机になる天板が収納棚の天板も兼ねます。使ったのは丈夫な集成材で、サイズは(収納棚の奥行きと同じ幅)×(部屋に合う長さ)×(厚さ3cm)のものです。

天板はすべての面と角にやすりをかけました。面はその後の着色を綺麗に仕上げるため、角は手触りを良くするためです。大変ですが省けない工程です。最後に着色ニスを塗って天板の出来上がりです。あとは収納棚に乗せるだけ。220cm×40cm×3cmの天板は重く安定感があるので、収納棚に固定しなくてもずれることはありません。

プリンターやシュレッダーを置いても余裕があります。奥行きが40cmというのは机としては狭いですが、私にとっては十分で、なにより細長い形の部屋には合っています。2人にとって使いやすいワークスペースとなりました。

DYIした書斎の机と本棚

高さにこだわった本棚

よく使う書類や本をすぐ手に取れるよう、机の上に本棚を設置しました。これもシンプルに棚板を壁に取り付けただけです。まずは壁に下地があることを確認します。棚板は、使い道がなくなって保管していたものを再利用することにしたので短いものが4枚。天板と同じ着色ニスを塗ってから、4枚を一直線に並べて取り付けました。棚受けはL字のものを使用しています。

DIYした本棚の棚受

こだわったのは設置の高さです。床から130cmの位置に決めました。これは立っている時には本が目線の高さ近くになり、椅子に座ったままでも本を見渡せて取りやすい高さです。

本を収納していた棚板が時間とともにたわんでしまった経験があるので強度が心配でしたが、今回取り付けたものは本を入れても傾いたりたわんだりしません。それぞれの机から自分の本が取り出せるので便利です。

DYIした書斎の机と本棚

自由に使える有孔ボード

机の背面には有孔ボードを取り付けました。今は書類を貼っているだけですが、有孔ボードを1枚取り付けておけば、専用のフックを使って何かを引っ掛けたり小物を収納したり自由に使えると思います。

書斎のパンチングボード

椅子、デスクライト、空気清浄機などの必需品

愛用の椅子

夫の椅子はハーマンミラーのイームズアルミナムソフトパッドです。ずいぶんと古びていますが、夫はこれをとても気に入っていて長いこと使っています。使いすぎてひび割れができた時には直してくれるところを探し、片道2時間近くかけて溶接屋さんまで持って行ったほどです。仕事に欠かせないパートナーのようです。

書斎のイームズアルミナムチェア

思い出のデスクライト

デスクライトは山田照明のZライトです。夫から、子供の頃このZライトに憧れていたという話を聞いて私がプレゼントしたものです。夫にとっては子供の頃の淡い思い出ですが、私にとっては店から持ち帰る時に重くて苦労したという思い出の品です。ぜひとも椅子のように長く使い続けてほしいです。

机のZライト

スリムな空気清浄機

夫が書斎でタバコを吸うので、なくてはならないのが空気清浄機です。使っているのは日立のEP-GZ30という古いモデルですが、このシリーズは狭い場所にも嬉しいスリムなデザインです。グッドデザイン賞にも選ばれています。

スリムな空気清浄機

部屋で使っている必需品は、元々は他の部屋で使っていたものの寄せ集めですが、どれも気に入っているものばかりです。それらのおかげで居心地の良い書斎になりました。

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