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猫たちの生活リズム

リラックスする猫

ヤンチャで甘えん坊の兄妹猫、ホクとモアナ。ソファやベッドを占領して寝ているかと思えば、家事を邪魔したり睡眠を妨げてきたりと、生活リズムを乱されることは少なくありません。しかしそれはホクとモアナに限ったことではなく、先代の猫たちも同じような日々を過ごしていました。そんな猫たちの1日の過ごし方を思い出してみます。

ソファで寝る猫

5時~8時頃

早朝は一般的に猫が元気な時間です。

初代のアリスは、外が明るくなり始めると寝ている私を起こしにきました。器用にカーテンを開けたり、布団から出ている私の手足に飛びついてきたり。怖いので手足も頭も引っ込めて防御していました。

ホクも子猫の頃は朝起こしにきました。おもちゃをベッドの上に持ってきて、大げさにぴょんぴょん跳ねながら遊ぶのです。無視し続けていたらだんだんしなくなり、今は9時過ぎに寝ぼけた顔で起きてくるようになりました。

今なお朝早いモアナは、寝ている夫の体の上を走って往復します。モアナの対応はいまだ思案中ですが、起こしにくる理由は3匹とも「遊ぶぞー」というテンションを人にぶつけているようです。

オモチャを持ったまま寝る猫
ベッドを占領する猫

8時~13時頃

早朝ほどハイテンションではありませんが、なんとなくウロウロゴソゴソしていることが多いです。

ホクとモアナが我が家にきたばかりの頃、家事に何倍もの時間がかかるようになりました。なにか面白いことがないか探すように私の後をついてまわり、とにかくすべての家事を邪魔してくるのです。

例えば洗濯。洗濯機を開ければ中に入り、引っ張り出している間にもう1匹が入る。洗濯機が動いている間は上に乗ってウロウロし、気づいたら一時停止ボタンを押されていたことも数回ありました。室内で洗濯物を干し始めると背中に飛び乗ってきたり、洗濯ネットが好きなモアナは私から奪い取ろうとします。洗濯物をたたみ始めると上に座るし、しまおうとすると引出しに入る・・・

最初の頃は家事がまったく進まず本当に大変でしたが、今はおもちゃで気をそらしたり、ドアを開けられないようにしたりと、対応できるようになりました。

雑誌を噛む猫
イスに手を掛ける猫

13時~16時頃

元気すぎるホクとモアナでも比較的おとなしくしている時間帯で、夕方まで姿が見えないこともあります。どこかに隠れて寝ている場合はいいのですが、ソファや椅子で寝ていたり、ひざ掛けやクッションを使われていることもあります。だいたい使いたい場所やものを先取りされているのです。

寝ているようでも私が動くとついてくることがあり、パソコンやスマホを開くとその上に寝転びます。パソコンの上に乗られると仕事ができないので対策を講じています。

クッションを使う猫
スマホをいじる猫

16時~23自頃

夕方からソワソワウロウロし始め、「ご飯ちょうだい」とか「遊んで」が始まります。この時間に私が寝そべろうものなら、モアナは「休むな」とばかりに足を噛んできます。痛くて振り払おうとしますが、しがみついて離れないので諦めて起き上がることになります。

おもちゃで遊んであげると全力で走り回るので、ダイエット中のホクとモアナを運動させるのにはいい時間です。私は休みたいのですが・・・

夕飯時、2匹は取っ組み合いや追いかけっこをすることが多く、ドタバタ騒々しい中での食事になります。同じく活発な性格だったアリスも、おとなしい性格だったチーとたま・・も、この時間帯は寝ずになにかしらしていたように思います。

空き箱の中で遊ぶ猫
ローテーブルで寝る猫

23時~5時頃

ドタバタしていたホクとモアナがおとなしくなるのはだいたい23時頃で、気づくと力尽きたように眠っています。

チーはたいてい私より先にベッドへ行って寝ていました。チーは布団に潜ってジャンプをして空間を広げ、布団をかまくらのような形にするという技を持っていました。いつもかまくらの中で気持ち良さそうに寝ていました。

アリスとたま・・は、人の就寝に合わせて寝室に移動するのが日課でした。特にアリスは自分だけでは寝ようとせず、夜更かしする私の前で座ったままウトウトして体がゆらゆらすることもありました。

ホクとモアナは、夜中に気づくとベッドの真ん中で堂々と寝ていて、私が端で小さくなっていることがあります。

活発な子は夜中に遊んでいることもあるようです。走り回る音やなにやらイタズラをしている音に気づくこともあれば、朝おもちゃが散らかっていることで分かる時もあります。眠れないほど騒ぐことはありませんが、いわゆる“夜中の運動会”を止めさせたい場合は、寝る前にご飯を多めにあげるといいそうです。

変な顔で寝る猫
きょうだいで遊ぶ猫たち

猫たちに生活ペースを乱されて大変に思っていても、寝顔を見ると可愛くてつい顔や手をいじってしまいます。結局のところ、猫と飼い主どっちもどっちです。猫たちができるだけ自由に過ごせるよう生活リズムを合わせてきたつもりでいましたが、思い返すと猫たちが私たちに合わせてくれたり、我慢してくれていることも少しはあるのかもしれません。彼らにしたら「少しどころか大いに合わせてるし、我慢してやってる」と思っているのかもしれませんが。

ソファを占領する猫
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